地元のブックカバーのレビュー
去年からよく本を読むようになり、次第にブックカバーにも興味を持つようになった。今回は、地元北海道に関連した文庫本サイズのブックカバーを紹介したい。
1. 北うさぎ
函館山ロープウェイのお土産屋さんで購入した布のブックカバー。市販の布製は厚ぼったく感じるが、これはそれを感じさせない。色合いがナチュラルで、本の背景として目に優しい。通販では文庫本サイズは売り切れており、単行本サイズしかない。
2. 札幌革職人館
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オーロラタウン店で購入したボルドーの革製ブックカバー。同じ革でできた紐状の栞がくっついている。非常にシンプルであり、ペラペラではなく厚みを持ちながらも柔らかく、読書の妨げになることはない。栞がやや長い点が少し気になる程度で、全体としては満足している。
3. いたがき
ブックカバー 文庫|ステーショナリー|鞄いたがき(ITAGAKI)
インターネットで購入した革製ブックカバー。キャメル、レッド、Rugatoモスグリーン、Rugatoボルドーを選択した。それぞれ栞も同梱されている。購入時点では革はやや堅い。本を差し込む側は革のザラザラした風感があるため、摩擦により入れにくいと感じることがある。今回紹介するブックカバーの中では縦幅がわずかに短く、文庫本のなかで少し大きな文春文庫や幻冬舎文庫は特に入れにくいかもしれない。Rugatoシリーズは発色が非常によく、見て、触っているだけでテンションが上がる。
4. ソメスサドル
ソメスネットショップ / アンダルシアン ブックカバー(文庫本) AN-06
店舗とインターネットで購入した革製ブックカバー。ブラック、ダークグリーン、ライトブラウン、ネイビー、ワインを選択。それぞれ栞も同梱されている。ダークグリーンはそこまでダークではなく、ネイビーは実質ブルーであると言ってよい。札幌革職人館やいたがきとは異なり本を差し込む側は薄い生地が張ってあり、革の自然なザラザラした感触を楽しむことはできないが、本を差し込む際の摩擦が少なく扱いやすい。また、全体的にやわらかめであり手になじむ。
5. 感想
扱いやすさでいえばソメスサドルをおすすめしたい。やわらかめだが革がペラペラであるということではない。上質な革を楽しむことを重視するならいたがきのRugatoシリーズをおすすめしたい。ホームページで見るより、実物はもっと素晴らしい。